オススメのトレッキングシューズモデル10選
それでは登山・ハイキング用のトレッキングシューズについてオススメのメーカーとモデルをご紹介します。スペックや見た目も様々なので、ぜひ気になった靴をチェックしてみてください。
1.【ローカット】メレル(MERRELL) CHAMELEON 8 STORM GORE-TEX®
価格 1万2千円〜1万8千円前後
ソールの剛性★★★☆☆
軽さ ★★★★☆
防水性 ★★★☆☆
初級登山向き★★★★★
本格登山向き★☆☆☆☆
アメリカ生まれのシューズブランド「メレル(MERRELL)」を代表する人気モデルです。登山やハイキングといったアウトドアで重宝されたカメレオンシリーズも8代目に突入しました。
シンプルでおしゃれなデザインでありながら、本格仕様のシューズとなっています。主なポイントは以下の3つ。
・軽量ながらねじれに強く、歩行安定性を高める「フレックスプレート™」
・グリップ力の高い最新のビブラムソール「Vibram XSトレック エボ」
・完全防水のGORE-TEXメンブレンや耐久性の高い素材を使ったアッパー
メレルの強みとする、独自のテクノロジーがふんだんに盛り込まれた、特徴的なモデルと言えるでしょう。ハイキングから日帰り登山を中心に、間違いなく活躍してくれる一足です。
2.【ローカット】キーン(KEEN) TARGHEE II WP
価格 1万7千円〜2万円前後
ソールの剛性★★★☆☆
軽さ ★★★★☆
防水性 ★★★☆☆
初級登山向き★★★★★
本格登山向き★☆☆☆☆
メレルと同じく、アメリカを代表するフットウェアブランド「キーン(KEEN)」が手がける人気モデルです。
名前にあるWP(ウォータープルーフ)の通り、高い防水性を備えています。使用されている独自素材「KEEN.DRY」は完全防水でありながら、透湿性も高く、ムレにくいのが特徴です。
もともとサンダルから始まったブランドということもあり、足によく馴染むはき心地も好評。足裏に合わせて高いフィット感を得られる「Metatomical Footbed」という独自技術が採用されています。はき心地の良さで、KEENのシューズを選ぶ方も多いです。
タウンユースからカジュアルな山歩きまで、多目的に対応できる汎用性の高い一足です。
3.【ミドルカット】ザノースフェイス(THE NORTH FACE) アクティビストミッドフューチャーライト
価格 1万7千円〜2万円前後
ソールの剛性★★★☆☆
軽さ ★★★★★
防水性 ★★☆☆☆
初級登山向き★★★★★
本格登山向き★☆☆☆☆
大人気アウトドアブランド「ザノースフェイス(THE NORTH FACE)」の定番となるモデルです。
ミドルカットでありながら、ローカットに近い形状を呈しており、軽快さと歩行安定性をうまく両立したデザインをとっています。
わかりやすい特徴は、タウンユースでも気兼ねなく履ける、おしゃれな見た目。カラーバリエーションも4種類あり、ウェアに合わせやすいファッション性の高い一足になっています。
そして、見た目に加えて、機能が充実している点も嬉しいところ。防水性と透湿性を両立した独自素材「FUTURELIGHT」を使用し、軽量なメッシュアッパーや、高強度のTPUトゥキャップなど、部位によってメリハリをつけて、しっかりとアウトドア仕様に設計されています。
4.【ミドルカット】ザノースフェイス(THE NORTH FACE) クレストンミッドフューチャーライト
価格 1万7千円〜2万2千円前後
ソールの剛性★★★☆☆
軽さ ★★★☆☆
防水性 ★★☆☆☆
初級登山向き★★★★☆
本格登山向き★★☆☆☆
アクティビストミッドフューチャーライトよりも、丈が高くなったミドルカットのモデルです。ハイカットに近く、安心して本格登山に使用できるトレッキングシューズとなっています。
基本的には、前述のモデルの機能を備えていますが、そこに高い剛性を付加している点がポイントです。
具体的には、つま先からかかとまでをカバーする板を靴底に入れることで、ボトムの剛性を強化。凹凸の多い登山道でもフラットな着地ができ、テントやシュラフといった重い荷物を背負っていても、安定した歩行をサポートしてくれます。
初めて1泊2日以上で本格登山に挑む際に、ぜひとも相棒に選びたい一足です。
5.【ミドルカット】メレル(MERRELL) MOAB2 MID GORE-TEX®️ WIDE WIDTH
価格 1万5千円前後
ソールの剛性★★★☆☆
軽さ ★★★★☆
防水性 ★★★☆☆
初級登山向き★★★★★
本格登山向き★★☆☆☆
メレル(MERRELL)が手がけるミッドカットの定番モデルです。ユニークなのは「モアブ2」シリーズに、甲部分にゆとりを持たせ、足幅が広い人向けに“ワイドモデル”として展開していること。
ワイドモデルの少ないトレッキングシューズですが、足幅が広い方は要チェックです。
こちらも前述の「カメレオン」シリーズと同じく、メレルの基本スペックを備えた一足。防水透湿性のあるGORE-TEX®メンブレンと、耐久性とグリップ力の高いビブラムソールを搭載しており、あらゆる路面状況や天候に対応してくれます。
少しの違いとしては、長時間歩行を想定し、かかと部にカップ状の衝撃吸収材を搭載した「AIR CUSHION」という独自技術を採用していること。日帰り登山から1泊2日の本格的な登山までオススメできます。
6.【ミドルカット】サロモン(Salomon) X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX
価格 1万6千円〜1万8千円前後
ソールの剛性★★☆☆☆
軽さ ★★★★☆
防水性 ★★★★☆
初級登山向き★★★★★
本格登山向き★★☆☆☆
もともとスキーエッジの製造から始まったフランスのメーカー「サロモン(Salomon)」。ウインタースポーツ用品で有名でしたが、近年はトレッキングシューズに注力しています。
「X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX」は、サロモン(Salomon)で不動の人気を誇っているモデルです。
大きな特徴は、ミッドソール、シャーシ、アウトソールを一体化したDescent Control。ねじれを抑制し、特に荷重のかかりやすい下りでの歩行安定性を高めているのが魅力です。また自社開発のソールはグリップ力とクッション性、そして耐久性を兼ね備えています。
日本人の足型に合うように設計されたワイド仕様。メレルの前述のモデルと一緒に、足幅が広い方にオススメの一足です。
7.【ミドルカット】マムート(MAMMUT) Mercury III Mid GTX
価格 1万5千円〜2万円前後
ソールの剛性★★★☆☆
軽さ ★★★☆☆
防水性 ★★★☆☆
初級登山向き★★★★☆
本格登山向き★★★☆☆
160年の歴史を持つ、スイスのアウトドアブランド「マムート(MAMMUT)」。ウェアや登山バッグの印象がありますが、トレッキングシューズも数々リリースされています。
本モデルは、ハイキングを中心として本格登山までこなせる汎用性の高い一足です。
レザーを用いて安定性や耐久性を高めており、通気・防水性を両立したGORE-TAX®︎メンブレンを使用。アウトソールはビブラム社との連携により開発されたもので、高いグリップ力と軽量さを両立しています。
トレッキングシューズとしては王道のクオリティを備えていると言えるでしょう。コストパフォーマンスも高く、最初の一足やサブのシューズとして、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
8.【ハイカット】キャラバン(CARAVAN) C1_02S
価格 1万5千円〜1万9千円前後
ソールの剛性★★★★☆
軽さ ★★★☆☆
防水性 ★★★★☆
初級登山向き★★★★☆
本格登山向き★★★★☆
日本の登山愛好家に選ばれ続けている、老舗国産メーカー「キャラバン(CARAVAN)」の代表作です。
指先まわりはゆとりを持たせ、足首が動きやすいようデザインするなど、快適性を重視しつつ、つま先部分にはTPU樹脂カップを採用し、指先をしっかりと保護しています。
また防水性と透湿性を両立するGORE-TEX®︎メンブレンや、グリップ力の高いソールも採用。履きやすさを重視した設計ながら、ハードな登山まで対応できる総合力の高さが魅力と言えるでしょう。
公式HPで有名な登山ライター・高橋庄太郎さんも高く評価している間違いないクオリティの一足です。
9.【ハイカット】キーン(KEEN) ピレニーズ
価格 2万円〜2万5千円前後
ソールの剛性★★★☆☆
軽さ ★★★☆☆
防水性 ★★★☆☆
初級登山向き★★★★☆
本格登山向き★★★☆☆
本格仕様ながらファッション性の高いオールレザーのトレッキングシューズです。クラシカルな見た目ながら、前述したTARGHEE II WPと同一の防水素材「KEEN.DRY」を使用しています。
またミッドソールを採用し、ねじれ抑制や歩行安定性を高めているほか、アウトソールとトゥプロテクションを一体成型する「KEENPROTECT」を採用して、耐久性を向上させているのも特徴です。
グリップ力の高いアウトソールですが、クッション性に富み、初めてトレッキングシューズを履く方も違和感なく使用できるでしょう。
見た目と機能を両立しているのが最大の魅力で、ファッションを重視する若年層から抜群の支持を得ている一足です。
10.【ハイカット】ラスポルティバ(La Sportiva) TRANGO TOWER GTX®︎
価格 5万円前後
ソールの剛性★★★★★
軽さ ★☆☆☆☆
防水性 ★★★★☆
初級登山向き★☆☆☆☆
本格登山向き★★★★★
イタリア発の高級トレッキングシューズブランド「ラスポルティバ(La Sportiva」。黄色を挿し色に使っている格好良い見た目と、高い機能性からマニアを中心に、高く支持されています。
本モデルは、登山に特化した「トランゴ」シリーズの中でも、もっともベーシックで汎用性の高い一足です。高い防水透湿性・耐久性を備え、各部位のパーツについても、独自素材「HONEY-COMB GUARD™️」などを使いながら、機能と履きやすさを両立しています。
特筆すべきは、ハイカットのトレッキングシューズの課題である、歩行の快適性をしっかりと高めている「3D FLEX SYSTEM」。重い荷物を背負う登山において、大きな負担がかかりやすい足首をしっかりホールドしながら、靴の中にゆとりを作ってくれます。
本格的な登山を目的に、長く付き合っていきたい一足です。
まとめ
いかがでしょうか?今回は、トレッキングシューズの概要についてざっくりご紹介し、筆者オススメのモデルを10つ厳選してみました。
自力で登って降りてくることがマストな登山。足元の保護は、怪我のリスクを極力高めるためにとても大切な観点です。また疲労しにくく、軽快に歩けるようにサポートしてくれる機能は、より登山を楽しむ余裕を生んでくれます。
トレッキングシューズごとに様々な味付けがあり、見た目も違うため、思わず悩んでしまいますが、ぜひ自分に合った一足を手に取ってみてくださいね!
文章・写真(特記以外):土庄雄平
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】まっぷるライフスタイル編集部
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