おすすめのシュラフ10選
キャンプ・登山・ツーリング・車中泊といった用途を考慮しながら、おすすめのシュラフをご紹介していきましょう。
一つでマルチに使えるものから、耐久温度の高い本格仕様のものまで、個性豊かな顔ぶれが揃います。
キャンプにおすすめのシュラフ Coleman(コールマン) マルチレイヤースリーピングバッグ
4シーズン用(春夏秋冬)
化繊
耐久温度-15℃
重量約4.9kg
価格1万5千円前後
アウトドア界隈において誰もが知るメジャーブランド「Coleman(コールマン)」が手がける封筒型シュラフのベストセラーモデルです。
最大の特徴は、その名の通り、シュラフの中がアウトレイヤー・ミッドレイヤー・フリースに3分割されていること。重ねて保温性を高めても良いですし、例えば家族など複数人で、布団のようにシェアすることもできます。
三つを臨機応変に組み合わせることで、-15℃〜15℃というかなり幅の広い温度帯に対応できます。4人以上のグループでキャンプをするのであれば、ぜひ2つ携帯することをオススメしたい万能シュラフです。
キャンプにおすすめのシュラフ CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) エッグ型シュラフ
3シーズン用(春夏秋)
化繊
耐久温度10℃
重量約1.4kg
価格5千円前後
近年アウトドア・レジャーの総合ブランドとして人気を集めている「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」が手がけているコストパフォーマンスの高いモデルです。
その名の通り、エッグ型シュラフの代表例で、四隅を丸く仕上げることで、封筒型シュラフの寝心地に、マミー型シュラフの保温性をプラスしています。耐久温度は10℃です。
中綿には中空ポリエステルを使用しています。そのため水の濡れに強く、丸洗いが可能なのも魅力です。実勢価格5,000円ほどとリーズナブルなので、6月〜9月など寒すぎない季節のキャンプで、試しに導入してみてはいかがでしょうか?
キャンプ(登山・ツーリング)におすすめのシュラフ NANGA(ナンガ) オーロラライト350DX レギュラー
3シーズン用(春夏秋)
ダウン
耐久温度0℃
重量約750g
価格3万7千円前後
日本を代表するダウン製品の老舗ブランド「NANGA(ナンガ)」。今では衣料品も有名になりましたが、もともとシュラフ(寝袋)メーカーとしてスタートした歴史があり、今でも高い評価と抜群の人気を得ています。
そんなNANGAのベストセラーモデルが「オーロラライト350DX レギュラー」です。760フィルパワーの高品質スパニッシュダウンを使用しており、0℃まで対応できるように設計されています。
また750gと軽量コンパクトかつ、快適性も高い非常に汎用性の高いモデル。キャンプをはじめとして、夏季登山やツーリングなどにも広くオススメできます。一つ持っておけば間違いない傑作シュラフです。
登山におすすめのシュラフ ISUKA(イスカ) アルファライト700X
4シーズン用(春夏秋冬)
化繊
耐久温度6℃
重量約1.4kg
価格1万8千円前後
登山用シュラフ界隈では、知らない人はいないほど有名な「ISUKA(イスカ)」。かなり幅広いラインナップを揃えていますが、ここでは3シーズン(春夏秋)に最適な「アルファライト700X」をご紹介します。
中綿には、保温性の高い「Micro Lite™」が採用され、耐久温度は-6℃と、化学繊維のシュラフながら、ダウンシュラフに劣らない高いスペックを備えています。圧迫感がなく、快適性が高いとも好評です。
実勢価格が2万円を切るコストパフォーマンスの高さを誇り、学生の山岳部やワンダーフォーゲル部でも人気のモデルとなっています。
登山におすすめのシュラフ mont-bell(モンベル) シームレスダウンハガー800 #3
3シーズン用(春夏秋)
ダウン
耐久温度-1℃
重量約0.6kg
価格3万3千円前後
登山ギアの総合ブランドと言える「mont-bell(モンベル)」。mont-bellのダウンのモデル名に書かれている数字は、ダウンのフィルパワーを表しており、選ぶ際の指標となります。同じフィルパワーでも#の番号ごとにスペックが異なるので注意しましょう。
かなり幅広いバリエーションを揃えていますが、イチオシのモデルが「シームレスダウンハガー800 #3」です。総重量600g以下でありながら、耐久温度は-1℃。はっ水加工も施され、ダウンシュラフの弱点もしっかりカバーされています。
夏季登山から冬の低山キャンプまで一年を通じて使える、総合力の高さが魅力です。
登山におすすめのシュラフ NANGA(ナンガ) オーロラライト750DX レギュラー
厳冬期用(冬)
ダウン
耐久温度-16℃
重量1.3kg
価格6万4千円前後
標高が上がり、より厳しい環境になるほど、シュラフに求めるスペックも上がっていきます。残雪期や秋から冬にかけて、標高2,000mを超える高山でテント泊をする場合、オススメしたいのがNANGA「オーロラライト750DX レギュラー」です。
760フィルパワーの高品質ダウンに加え、内部にチタンスパッタリング材を採用し、軽量ながら-16℃と非常に優秀な耐久温度を誇っています。真冬でも暑いというレビューも散見され、保温性の高さは折り紙付きです。
なお冬用シュラフの使用温度(耐久温度)については、しっかり着込むことを前提の数字になっているので注意しましょう。
ツーリングにおすすめのシュラフ montbell(モンベル) バロウバック #2
4シーズン用(春夏秋冬)
化繊
耐久温度-6℃
重量約1.4kg
価格2万円前後
ダウンハガーが有名すぎて意外と知られていないのですが、mont-bell(モンベル)の隠れた名作が「バロウバック」シリーズです。化学繊維を使うことで価格を抑えていますが、本格的なアウトドアに使用できるスペックを備えています。
「バロウバック #2」は、中綿にモンベル独自の化繊綿エクセロフト®を使用し、シームレス構造で保温性を高めており、耐久温度は-4℃を誇ります。
夏から秋にかけての北海道や信州山間部をツーリングする際に、この温度まで対応できるとかなり安心です。適温は0℃ですが、薄着であれば5℃〜10℃でも快適に過ごせます。
ツーリング(キャンプ)におすすめのシュラフ LOGOS(ロゴス) neos丸洗いアリーバ
4シーズン用(春夏秋冬)
化繊
耐久温度-6℃
重量約2.3kg
価格1万3千円前後
日本の老舗アウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」が手がける、非常にコストパフォーマンスの高いモデルです。化学繊維のシュラフながら-6℃という優秀な耐久温度を誇っています。
この耐久温度で、実勢価格13,000円という価格設定は驚きです。ちなみに一つスペックダウンした耐久温度−2℃のモデルであれば、10,000円を大きく割る価格設定となっています。
モデル名の通り、丸洗いできるため、何度も連泊するツーリング向き。少し重くかさばっても、保温性や価格を重視したい方には、まさに買いのモデルと言えるでしょう。ツーリング以外にも、ファミリーキャンプなど汎用性も広そうです。
車中泊(キャンプ)におすすめのシュラフ PuroMonte(プロモンテ) アウトドアマット リバーシブルキルティングマルチシート
3シーズン用(春夏秋)
化繊
耐久温度表記なし
重量約0.4kg
価格8千円前後
2005年に誕生した、比較的新しいブランド「PuroMonte(プロモンテ)」が手がける簡易シュラフです。200cm×160cmのマルチシートになっており、縦に折れば封筒型シュラフ、半分に折りたためば大型のブランケットとして使用できる優れもの。
細かなスペックがあまり記載されていませんが、実際に愛用している筆者の感想として、5℃〜10℃くらいであれば快適に使えると思います。
何と言っても価格がお手頃で、どこへでも持ち込みやすいのが魅力です。一つ持っておけば、汎用性の高いレジャーのおともになりそうです。
車中泊(キャンプ)におすすめのシュラフ snow peak(スノーピーク) セパレートシュラフオフトン
3シーズン用(春夏秋)
化繊(ダウンモデルもあり)
耐久温度5℃
重量約2.6kg
価格2万3千円前後
若年層を中心に、高い人気を誇っている総合アウトドア・レジャーブランドの「snow peak(スノーピーク)」。スペックの高い王道アイテム以外に、個性的なアイテムまで取り揃えており、メーカーの遊び心が垣間見れます。
「セパレートシュラフオフトン」はその名の通り、封筒型シュラフや布団としてマルチに使用できるモデル。掛けと敷きを分離できる、セパレートシステムを備えているのが特徴です。
耐久温度は5℃と、ちょうど良い温度帯。柔らかい感触で面積も広く、快適に過ごすことができます。ファミリーでのキャンプ用途などでもファンが多く、10年以上にわたって愛されているベストセラーモデルです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?キャンプをはじめとしたアウトドアレジャーから、登山といった本格的な用途まで、多彩に活躍するシュラフ。安全かつ快適に過ごすためには欠かせないアイテムと言えるでしょう。
今回ご紹介したようにブランドやモデルごとに、こだわりや強みは変わってきます。また近年はマルチに使えるコストパフォーマンスの高いモデルも数々揃ってきました。
これから本格的にアウトドアを楽しむシーズンに備えて、ぜひご自身の用途に合ったシュラフを手にとってみてくださいね。
文章・写真(特記以外):土庄雄平
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】まっぷるライフスタイル編集部
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